| コメント(0)| Track back(0) | 2007年05月02日
今回の借家探しで鎌倉中の不動産屋に足を運んだ。とかく借家の場合大手に少なく、一家でやっているような個人経営の店に扱いが多いのは事実だけれど、小規模の不動産屋が集まって「鎌倉のれん会」という組合を形成し市内の不動産屋であればどの地域の物件でも網にかかるという文句に関しては否だと思う。確かに毎週か隔週かで「のれん会」のメンバーで集まり情報交換はしているらしいが明らかに縄張りめいたテリトリーはあって、違う店に行って同じ物件を紹介されたことはなかった。つまり鎌倉で部屋や家を借りようと思ったら第一に住むエリアを決めてそのエリア内のめぼしい不動産屋に目をつけたらあまり動くことはせず足繁く長期間何度も訪ねる、顔を覚えられるまで通うことが結果として効率の良い検索方法かと。
じゃあどの不動産屋がより多く物件を押さえているかが次に知りたいところなので何十軒と回った市内不動産屋の中から借家に強いお勧めの店を。
1.大久保不動産
古い家にめっぽう強く、アトリエ、店舗、住居以外目的であっても待てば確実にシブい家を紹介してくれる。大手には任せない、地元の不動産屋さんだから信頼してという保守派の大家さんと古い家を希望しているくせに何かと注文の多い店子の間に入りながら采配を振るうのは腰の据わった女主人のなせる技。エリアは二階堂、材木座、大町、雪ノ下、扇ヶ谷等の旧市街。なにせお客が多そうなのでこっちから押さないと忘れられる。
2.梶川不動産
二の鳥居から小町通に抜ける路地沿い。対象エリアは大久保不動産とオーバーラップ。店主のCPUが高速で条件を言うや否や物件のビラがテーブルに並ぶ。話も仕事も早く家賃交渉に眉間を険しくすることなく商談をクローズへと向かわせる手腕は相当キレ者かと。人と話しているというより端末に向かっているような、この人はロボットなんじゃないかしらと、そんな感覚さえ覚える。
3.成渓社
エリアは北鎌倉。北鎌倉には見落としてしまうくらいの不動産屋が多く、それも扱う物件がお屋敷ばかりだったりすることが少なくない中、庶民派のラインナップが豊富でかつ回転もいい。たかだか7,8万の物件に面倒くさがることなく(鎌倉駅周辺には露骨な態度を見せる店が多い)、下見に原チャリで案内してくれる気さくさに、古いがちゃんとした物件が集まるのは納得。
4.KSハウジング
Philip Morrisをくわえながら去年の物件ビラをあさりながらあちこちに電話をかけまくる女主人の貫禄は印象深く立地の割に全域をカバーするくらいに顔が広いんだろう。訪ねたときは結局一件もなかったけれど希望に近い物件が出てきたよと電話をくれた店はここだけだったのでとりあえず紹介。時間を無視すればおそらく根気よく探してくれそう。
エリアが旧市街と北鎌倉に絞られてしまうのは結局借家がこのあたりに集中しているということに尽きる。逆にこのエリアから外れると一気に大手の守備範囲になってしまい藤沢なり大船なり大きな駅前の不動産屋を当った方が早い。そして僕の場合、何気なくネットを検索していたら今の家がヒットして、仲介も藤沢の不動産屋だったことはつまり世の中のほとんどの情報はインターネットの中にあるんだなあと改めて実感した次第。
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